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充分に怒り悲しむことが、やり直しへの第一歩

今日は防災の日。関東大震災があった日です。

祖父が一度だけ
関東大震災で被災した時のことを話してくれたことがあります。

新橋界隈で揺れにあい、
死者、うずくまるけが人、苦しみながら死に逝く人々を横目に、
倒壊した建物や火事をくぐり抜け、
代々木界隈へただひたすら歩いて逃げたのだとか。

語り口調こそ穏やかでしたが、
それはまさに「命からがら逃げた」という表現がぴったりで、
「避難」という理知的な言葉には代えられない感情がにじみ出ていました。


大きなショックを受けた時
(いわゆる「トラウマ」となる出来事に遭遇した時)、
私たちは自分の感情感覚に無感覚になることが多いです。

悲しみや恐怖のエネルギーがあまりにも大きいため、
まず感じないようにシャットダウンし、
命を守るための次の行動をとれるようにするのです。

突然沢山電気機器を使って大量の電流が流れた時に、
火事にならないようにブレーカーが落ちるのと似たようなものです。

ただ、身体のなかにショックや感情が残ったままでいるので、
ある程度時間が経つと、
この時感じた恐怖感や悲しみを手放そうとするために
似たような状況に出逢ったときに恐怖感を再体験することがあります。
これがいわゆる「PTSD」です。

なかでも、予想外で対応方法の判らない
劇的な出来事にたった一人で遭遇した時、
私たちは最もショックを大きく感じます。

私がセラピーでこの理論を学んだ時、
真っ先に思い出したのは祖父のこの体験談でした。

私に語ってくれた時、祖父はもう80歳を超えていましたが
「あれほど怖いことはなかった。人生で一番怖かった。
2.26事件や空襲のほうがマシだった」と言っていたからです。

田舎から東京へ奉公に出て来ていた祖父は、当時12~13歳。
周りの人に多少は助けてもらいながらも、
たった一人でただひたすら逃げて行ったのでした。
その時目にした光景は、それは強烈な印象だったのでしょう。

そして少年は大人になり、空襲も経験し、 戦後の日本を生きていきます。
家庭を築き、子供を育て、孫に体験談を残し、
90歳近くまで仕事を続け、平成を迎えた後にこの世を去りました。

その生き抜いていった底力、逞しさ、行動力は、
誰もが認めるところで、私の誇りでもありました。


さて実はショックの理論には続きがあります。

手短に言うとショックや感情を手放してしまえば、
似たような経験をしても感情を再体験することはなく、
むしろショック経験前よりもショックへの耐性が強くなる

というものです。


この理論を知る前から、
私は祖父を通じて「苦労を知ったものの強さ」が存在すること
そうした「強さ」は祖父だけでなく、
自分を含めて誰もが持ち合わせていることを
人生を通じてそれとなく知っていたように思います。

無理に我慢せず、
ショックや怒りや悲しみと向かい合い
感じきることこそが、
いちばん大切だということ。

そうすれば人はスッキリと空っぽになって、
自然な形で立ち上がり歩いて行けることができることを。
そのあとは「なんでもこい」と腹が据わることも。


それはセラピーの理論といった「机」から理解ではなく、
私が人生から学んだ知恵です。

私たちの多くは、多かれ少なかれ心に痛手を負っています。
その心の傷が原因で、
思うような人生を送れない状況になっていることもあるでしょう。
が、決してそこで人生を投げ出すことも、絶望することもないのです。
充分に感情を解放すれば、必ず立ち直り、
それまでとは全く違った力強さを携えて生きて行くことができます。

祖父が生きていた頃は
「心のケア」や「心の傷」ということについて
日常レベルで語られることはありませんでした。
が、私の祖父だけでなく
震災や戦争で心から傷ついた
無名の沢山の人々が、
立ち直り生き抜いていったのです。

その力強さは、本当に美しいと思います。

どんな人、どんな経験であっても
私たちは輝きを発揮する時がまたやってきます。

どんな辛い状態であっても
私たち一人一人の力と輝きは
決して失われていないのです。

そして思うのです。
それを、心から信じることができるようになったのは
祖父の大きな遺産だったーと。



ではでは、
今日もカラダに愛と感謝とねぎらいを


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